こんにちは!
おそらく担当さんにもよるのかなと思うのですが
ボツにするかはどうかは作家に委ねられていることが多いように感じます。
漫画はパズルのように複合的なピースで成り立っているので
何がどのように化けるかわからないからだと思います。
私はなんとなく初手の反応の雰囲気で
自らボツにしてる感じですかね…笑
あとは担当さんのフィードバックにお応えできなさそうだと感じた時。
どうしても気に入ってるネタならとりあえず寝かせておいて別な作品で挑戦します。
ネームが通らない理由をパズルで例えると
ピースはそろってるのにうまく組み立てられてないパターン
全体的な組み立てはできてるけどハマるピースが足りないパターン
必要ないピースをごちゃごちゃ盛りこんじゃってるパターン
様々あると思いますが、それでも自分が描きたい話なら
ボツにする必要はないと思うんです。
必要なピースを選んで上手に組み立てられたらいいわけなので。
わたしは一度自分の作風に思い悩み、自分らしくない題材に挑戦してみていた時期があるのですが、そういうのはやっぱりボツですねw
「私は本当にそのパズルを完成させたいの?」っていうことですよ。
これはほんとにキレイゴト抜きで
自分らしさや自分が本当に描きたいという気持ちがないとうまくいかないみたいです。
あとはやっぱり雑誌の特色ですかね…。
極端な話、少女漫画雑誌で哀愁に満ちたハードボイルド漫画を描こうとしたら違う雑誌勧められちゃうとおもうので…笑
こんな感じで
自分が描きたいものと描こうとしているものがズレていたり
自分が描きたいものと雑誌が求めるものが大幅にズレていたり
そういった致命的なズレが原因ではないのなら
あとは技術やアイディアの問題だと思うので
がんばってみてもいいんじゃないかなって思います。
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