かけだし漫画家・溝口楠乃の漫画制作ブログ

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【マシュマロ返信】不定期の電子連載打ち切り。大切な作品が評価されない時、どのように乗り越えてますか?

はじめまして!連載経験者の方からマシュマロをいただけるなんて!

しかも同年代!嬉しいです!ありがとうございます!

 

正直なところ私は連載経験もなければ打ち切り経験もないもので、

的確なアドバイスなどはできないのですが

自分にとって大切な作品が評価されなかった時の気持ちはわかります!

 

ただ、まず最初に言わせてください。

自分が大好きで大切な作品で連載ができていただなんて、めちゃくちゃ羨ましいです!!!

 

いや、だからこそ打ち切られたことがショックなんだということはよくわかります。

でも私は打ち切りどころか連載経験がなく、想像の範囲内でしか寄り添うことができないので、まずは羨ましいな!という気持ちが先に来てしまいます…!

 

>しかも不定期の電子連載という比較的緩い枠組みの中ですらも

この一文を見た時私は思いました。

「不定期の電子連載って緩いのか?????」と…。

比較的というのは商業誌の週刊連載とか月刊連載と比較して

ということなのかなと思うんですが、

比較する必要ないんじゃないかなって思います。

 

確かに〆切の間隔的には比較的緩いと言えますが

むしろ不定期ということはその分プロモーションを安定させにくいので

読者を保持しておくのが難しいわけわけじゃないですか。

不定期連載には不定期連載特有の難しさがあると思うんですよね。

 

質問者さんは今、打ち切り宣告のショックで

箸が転んでも悲しい状態なのかなって思います。

私もそういうネガティブモードに入ることがよくあるのでわかります。

そういうモードに入るとなんでもネガティブな方向に考えてしまいやすくなるんですよね。

 

まずは商業1作目、不定期の電子連載という枠組みを勝ち取って10話も描いたんだ!という事実を、もっと誇りに思って欲しいなって思います。

 

>先生は、自分の漫画を好きなのは自分だけかも……と孤独に思うことはありますか? また、自分にとって大切な作品が評価されなかったと感じたとき、どんなふうに乗り越えていらっしゃいますか?

 

ここに関しては、私はりぼんの編集さんに絶大な信頼を置いてるので、

世に出た作品はどれも「求めてるのは自分だけかも…」という気持ちにはならないです。

だって少なくとも編集さんたちはOKって言ってくれてるわけですし。

このりぼんの編集さんに絶大な信頼を置いているというのは、単にりぼんが好きだからとかネームバリューがあるからとかそういう意味ではなく、

まずはコンペに出すまでのハードルが高いんですよね。

そしてボツになる理由が毎回的確なんです。

コンペに落ちるとそれはもう地の底まで落ち込みますけど、

ボツ理由を聞くと「確かに…!」って思うことばかりで、

「むしろこの生半可な状態で安易にコンペ通さないでくれてありがとうございます!!」っていう気持ちになります。

読者さんに面白いと思ってもらえなさそうな作品が

自分の名前で世に出る方が嫌なので…。

 

たぶんこれは

世に出る前に評価されないか

世に出てから評価されないか

その違いなのかなって思います。

 

不定期の電子連載がどのようなシステムなのかがわからないので

あくまでも「私の場合はこう」というお答しかできないのですが

どちらにせよ1作目で評価してもらえる作品が描ける作家って

なかなかいないんじゃないかなとも思います。

 

有名作家さんのウィキペディアを調べると、たいていはヒット作を打ち出す前にたくさん読切や短期連載を経験してますよね。打ち切りを経験してる有名作家さんだっていらっしゃいます。むしろそういう経験あってこそつかめることってあると思うんです。

 

どんなに評価されなくても、私がなぜ漫画家の道を諦められないかというと

やることがまだまだいっぱいあるからなんです!笑

何回ボツになっても、必ず何かしら「じゃあ次はこういうアプローチで試してみよう」っていうのが新たに見つかるので、あきらめるきっかけがないんです。

 

もうこれ以上の成長はない!と思うくらいにやり切って、それでも評価されないならさすがに筆を折るかもしれませんが、そもそも「これ以上の成長はない」って思う日が来るとも思えないんですよね。

 

いきなりですが質問者さんはポケビ派でしたか?ブラビ派でしたか?

(同世代ということで急に懐かしい話題をぶっこむ)

私は完全にポケビ派で、Powerという曲の

「あなただけでも 望んでくれるのならば

声の限り歌い続けるって誓うよ!!」っていう歌詞が大好きなんです。

 

この広い世の中で、いいねって言ってくれる人は本当に0人ですか?

もしかしたら質問者さんのもとにその声が届いてないだけかもしれないですし

少なくとも担当さんや身近な人はいいねって言ってくれませんか?

 

打ち切り=ダメ 多くの人に評価されない=ダメって考えるのではなくて

今、いいねって言ってくれる人の言葉をもっと信じて

そう言ってくれる人をちょっとずつ増やしていけるようにがんばろう!

っていうスタンスでいいと思うんです。

 

また長文になってしまった…。申し訳ない。

 

私も負けじとがんばろうって思いました!

応援してます!

 

↓懐かしすぎる~…!

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就職情報サイトキャリアガーデンさんで書かせていただいた

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