かけだし漫画家・溝口楠乃の漫画制作ブログ

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年齢ではじかれるというのは本当でしょうか?2024年2月2日

 

私が漫画家を目指し始めたのは14年前。21歳の時です。

当時りぼんは中高生から漫画家を目指し始め、10代後半~20代前半にデビューする人が大半で、25歳までにデビューできないと引導を渡されるという噂があり、それでも粘って27歳でデビューすると高齢デビューだねって言われてるような風潮でした。(あくまでも私が当時ネットなどで得た情報・噂です。)

 

そんな風潮の中、21歳から漫画家を目指し始めるってなかなか無謀じゃないですか。

だから私も当時質問者さんと全く同じように悩んでましたよ!笑

 

漫画家志望の時、数回持込に行って、その時編集さんに聞いてみたんです。

「25歳になると足切りされてしまう噂は本当ですか?」って そしたら編集さんは

「単純に25歳という年齢は結婚や就職など、人生の方向転換をする人が多い時期。だからその年齢で諦めるという人が多いというだけで、編集部の方から切るということはない」とおっしゃってました。

 

今現在編集さんとやりとりしてても実感することですが、本当に年齢関係ないです。

編集さんは「その対象年齢の子がその作品を楽しめるかどうか?」という視点で判断してくれます。

 

読者の対象年齢と自分の年齢に差があればあるほど感覚も違うので、そういうチューニングの難しさは一個乗っかってますが、そこも覚悟の上ならなんてことないです。

簡単なことではないですが 不可能なことでもないです。

 

ちなみに私は31歳でデビューしました。だいぶ遅いデビューです。

でも最近のりぼんの投稿者を見てても30代の投稿者が増えてる印象です。

(デジタルでの漫画制作も主流になってきた影響かな?)

 

風潮もどんどん変わっていきます。

むしろ漫画を描くのに年齢が関係あるっていう考え自体古くなっていってる気がします。 ちゃんと感覚をアップデートしてチューニングできたら問題ないわけなので。 (まぁそこが難しかったりもするんですけど!)

 

結局思い立った今が、これからの人生で一番若いわけなので、10年後の自分が何を後悔するだろうか?という視点で考えてみてもいいかもしれません。

私も当時前例がなかったので躊躇してましたが、今その選択に後悔はありません。

 

まぁそれなりに苦労はしたし、今もしてますが…(揺さぶる)笑

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就職情報サイトキャリアガーデンさんで書かせていただいた

漫画家志望さんにむけたコラムはこちら↓

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