こんにちは!
結論から言うと、自分が描きやすい主人公を描いたほうがいいと思います。
自分はこういう主人公が描きやすいんだ!ということに気が付いているだけでも結構すごいことで、それはそれで強みだと思いますよ!
色んな事やってみて試してみるのはめちゃくちゃ大事だと思いますが、それはデビューしてからで大丈夫だと思います。
読者さんの反応をみて初めて「これが自分の強みなんだ」って確信することもありますしね。
実は私も傾向を狙った目線でネームを描いてみたことがありますが、そういうのはたいていボツになってますね…笑
その良さの本質をちゃんと捉えられてないとうまくいかないし自分の強みがなくなってしまうからだと思います。 人気作品の二番煎じになってしまえばどうしたってその人気作品には勝てないですしね。
そもそも、キャラを決める上で大事なのは雑誌の傾向ではなく描きたいストーリーとの相性なのでそういう意味ではあまり傾向は気にしない方がいいと思います。
・やはり長いりぼんの歴史の中でも上記の主人公が活躍する作品が人気な気がします。→こちら、実はそんなことないんですよ!7歳の頃からりぼんを愛読している250万乙女世代の私が断言します。当時はむしろ「ちょっとお馬鹿で賑やかな主人公」や強気な主人公の方が多め…というか、バラエティに富んでました。
これは一見「昔は強気主人公が人気で、今は控えめ主人公が人気」という風に読み取れますが結局それは単なる「傾向」の話だと思っていて、 シンプルに考えれば今も昔も、読者さんは色んな性格の主人公が出てくる漫画雑誌が読みたいんじゃないかなって思うんです。
もちろん、例えばハードボイルド主人公とか、そこまで読者のニーズにかけ離れているのなら雑誌を変えるべきだとは思いますが、そこまで気にするほどの差はないと思いますし、むしろ今少ないと感じるなら逆にねらい目なんじゃないでしょうか。
匿名の質問箱なのでいつも「私の回答で力になれただろうか…」ってドキドキしてるのでこんな風に反応いただけると安心します~!ありがとうございます!
まさに元気系ヒロイン主流の時代ですね!私も元気系ヒロイン大好きです!
確かにキャラクターや作品にも時代によって人気傾向はありますが、つまりそれは「今後その傾向も変わる可能性がある」ともいえるんですよね。
なので理想は色んな主人公が描けたらいいのかなとは思いますが、そこを器用にコントロールするのはなかなか難しいということも身をもって感じているので…笑
傾向とか関係なく「この作家さんと言えばコレ!」っていってもらえるような強みを見つけたほうが近道な気がします。
がんばってください!私も負けずにがんばります!
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