かけだし漫画家・溝口楠乃の漫画制作ブログ

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ピンと来なくても担当さんの打ち合わせ通りネームを描くべきですか?2024年1月20日

 

変えます!自分のやりたいようにやります!

 

打ち合わせの通りやってみたけど漫画にしてみたらなんか違うねということはよくある話で、ぶっちゃけそこが去年の私の反省点だったりします・・・笑

 

よくよく考えたらコンスタントに掲載されてた時期は打ち合わせ通りにやってなかったんですよね・・・笑

今思えば前は「どうですコレ面白いでしょう!」っていう感じで提出してたのに

去年は「どうですコレ打ち合わせ通りでしょう!」っていう感じで出してた気がします。

 

でも編集さんって打ち合わせ通りのものなんて求めてないんですよ。

いくら打ち合わせ通りに描いたって、打ち合わせで話していなかった箇所が違和感として問題に上がったりして、その違和感を払しょくするにはキャラや設定から変えなきゃいけなかったりして・・・。

これぞいわゆるネーム地獄というものだったのかもしれません・・・笑

 

担当さんを信じるのも大切ですが、自分を信じることを忘れてはいけないなって実感したんです。

なのでもう、自分がピンと来てないならやらない!

担当さんのアドバイスはあくまでも1案なんですよ。

例えるなら大喜利の例みたいなもので、作家はそれを超えるアイディアをネームして出さないといけないんじゃないかなって思うんです。

 

>せっかく時間を費やして考えてもらったのに申し訳ないという気持ちがあり、

 

この気持ちめちゃくちゃわかります・・・!笑

でも、その作品に関して時間を費やしてるのは絶対に担当さんより作家なはずです。

いや、そうでなきゃいけないと思います。

だから打ち合わせの時よりもっといいアイディアが出て当然なんですよ。

自分でこっちの方がいいって思うならやってみたほうがいいと思います。

最終的には、「これはこの人の作品です」って作家の名前がついて掲載されるわけじゃないですか。

この部分は担当さんのアイディアで~とか読者ひとりひとりに言って回ることなんてできないわけなので、自分自身もいいなって思っていないものは反映させることはできないなって思っています。

 

逆に担当さんのアイディアがパズルのピースのようにカチっとハマる瞬間ももちろんがあるので、そこをちゃんと見極めるためにも自分を強く持たなきゃなって思う今日この頃です。

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就職情報サイトキャリアガーデンさんで書かせていただいた

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