かけだし漫画家・溝口楠乃の漫画制作ブログ

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担当さんのダメ出しがこわい。もっと自由に描きたいです。2023年11月8日

 

わぁー…。その気持ちわかります…笑

私もデビューして数年経ってるのに初歩的な部分指摘されちゃって自分で自分が悔しくなったりっていうのよくありますね…。

 

でもまぁ、自分で気づけない部分を気づかせてくれるのが担当さんなので…!

だって、担当さんを攻略した後にはコンペ、その後には読者さんが待ってるわけなので、作品が世に出る前にダメ出ししてもらえるのって嬉しいことだよなとも思うんです。

とはいえ、たぶん問題はそこじゃないですよね…!

そんなことは百も承知で、実際は 「担当さんにダメ出しされること」が怖いというよりも、「その壁を乗り越えられないかもしれない自分」が不安なんじゃないでしょうか?

 

コレ、要は同じことでしょ?って思うかもですが、主軸が他人か自分かどちらにあるかによって捉え方変わってくると思うんですよね。

「こんな事もできないのかと思われそうでこわい」っていうのは、担当さんがというより何より、自分自身がそう思ってしまうということないですか?

(私自身が結構そうなんですけど)

でもそこはやっぱりピュアに 「この作品が世に出る前にダメなとこに気づけてよかった!」って思うようにしています。

担当さんに幻滅されるようで怖いっていうのももちろんあるんですよ。

でもそこはもう避けては通れないのかなってある種開き直ってしまいました…笑

 

これ、私自身の反省点なんですけど 最終目的は「読者さんに楽しんでもらえる漫画を描くこと」なはずなのに、いつしか「担当さんに認められること」が目的になってしまっていました。 そこ越えないと最終目的にもたどり着けないので間違いではないんですけど、 そこにたどり着くためにはやっぱり担当さんのダメ出しが必要なんですよね…。

間違えたりダメ出しされたり幻滅されたり、そういう失敗を繰り返さないとわからないことって確かにあると思うんです。

 

それから「もっと自由にのびのび描いていたいです。」とのことですが

担当さんが読みたいものでも アンケートが取れそうなものでも 作家として描きたいものでもなく

「作家になる前の、純粋な読者だった頃の自分が夢中になって読める作品」を目指すのが1番なのかなって思います。

私自身もまったく同じく悩んだ末、今はここに行き着きました。

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就職情報サイトキャリアガーデンさんで書かせていただいた

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