ネームはプロット通りにいかないものだと思ってます!
効率なんて考えない方がいいですよ。
むしろプロット通りに進まないのが正解!くらいに思ってます。
私はけっこう毎回プロットの作り方が違うんですよね…。
でも最近は付箋紙を使って考えることが多いです。
まず付箋紙に描きたいセリフやシーン・展開を書いていく。
独自のプロットの型があるので、そこにあてはめつつ並べて どんなシーンが必要かを考えながら不足してるエピソードを埋めていく。
この作業は完全に頭を使って考えるという感じですね。
次にクリスタのストーリーエディターでセリフを打ち込んでいきます。
ここではキャラクターが自然と動いてくれるように意識しながら考えます。
自我がでないように・・・頭だけで考えないように・・・そのキャラがそのキャラらしい行動をしてくれるように・・・。けっこう感覚的な作業です。
だからこそ、プロット通りにならなくて当然といえば当然なんですよ。
当初思い描いていた展開よりも、そのキャラクターが起こした行動や結果の方がおもしろくてそっちを採用することもよくあります。
私はむしろこれを自分の頭を離れて自由に動いてくれるキャラクターが生まれたと捉えてます。
ネームの段階でもまたセリフや表情によって変更点は出てきます。
何回も何回も螺旋階段をのぼるようにブラッシュアップしていきます。
旅行に行く時、ある程度予定をたててから行くと思うんですけど、 下調べしすぎて想像通りの出来事しか起きなかったらちょっとつまらなくないですか?
これなら別に実際にいくまでもなかったな~みたいな。そんな感想さみしいですよね。 実際行ってみたらこうだった!ああだった!とか、想像してたよりもこうだった!ああだった!とか、そういう旅行の方が楽しいですよね。
プロットはあくまでも予定で、ネームは旅行当日のようなものです。
予定通りに行かないことも楽しんで描けたらいいんじゃないかなと思います!
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